場所:愛知県日進市
導入年月日:2016年12月30日
インストーラー:鈴木 博賀
リビングと一口に言ってみましても、1つとして同じものはございません。
必然、オーナーの生活スタイルや拘りが反映されやすいのもこの空間が多かったりします。
ぞこで今回の設置工事はこちら!
サマースポーツのお好きなオーナーらしく、海沿いの洋館をインメージした空間にホームシアターを導入させていただきました!
今回のポイントはなんといってもその空間に機材を溶け込ませること。
オーディオ機材の弱点として、機材が存在を主張しすぎてしまうことがあります。
特に、リビング等のデザインが際立つ空間ではお部屋のイメージを壊してしまうことがあるのも事実。
今回はお部屋のデザインを優先、サラウンドを最もミニマムな構成の4.1chサラウンドとして構築し、吹き抜けリビングの広さを生かした120インチ大画面を導入することでリビングシアターを実現しました!
とは言ってもスペースの関係で大型スピーカーがフロントに設置できないため、小さくてサウンドイメージが広く、且つインテリアに溶け込む機材が必要でした。
フランス製「Cabasse(キャバス)」ブランドのEOLE 3」をメインスピーカーとして採用し、不足しがちな低域音声をデンマーク製「DALI(ダリ)」ブランドの新型サブウーハー「SUB E9F」にて完璧にサポートしました。
これにより、お部屋の広さと画面の大きさに負けない、見た目からは想像もできない広大なサウンドイメージの構築に成功しています。
しかもオリジナルデザインのAVラックと観葉植物に見事に溶け込んでくれています(笑)。
そして気になるプロジェクター設置はひと工夫させて頂きこの形に!
設置場所の下の空間がダイニングスペースの為、当初は剥き出しの梁に設置予定だったものを白いボックスを造作設置して、インテリアの統一感と機材の圧迫感の低減に配慮させて頂きました!
この方法のおかげで、大型の4Kプロジェクター「DLA-X550R」も全く違和感なく溶け込ませることに成功しています♫
今回の設置工事はお部屋がかなりお洒落な空間だった分大変でしたが、インテリアを重視した内容にオーナー様も大満足して下さりました。
最新のサラウンドフォーマット(ドルビーアトモス・DTS-X等)はスピーカーもたくさん使用し圧倒的なサラウンド効果を得られますが、あくまでそれはサラウンド重視の場合のお話です。
時にはそれをひっくり返し、オーナーの生活スタイルや拘りのお手伝いをすることも同じく重要なことです。
今回は少ないスピーカーの数でも十二分にホームシアターを楽しめる好例となりました。
これからもオーナー様の意向に沿い、且つ想像を超えるような提案を心がけていきます!
使用機材
プロジェクター:JVC DLA-X550R
電動スクリーン:GRANDVIEW GEA-120HDW
AVアンプ:ONKYO TX-NR656
フロントスピーカー:Cabasse EOLE 3
サラウンドスピーカー:CAV SP-42
サブウーハー:DALI SUB E9F
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