こんにちは!インストーラーの加藤です。
今回はドラムも演奏できる防音室にホームシアターをインストール致しました。
スクリーンは設置せず、壁に投射する形です。

プロジェクターはエプソンのEH-TW7000です。
エントリー4Kプロジェクターですが、3000ルーメンと明るく、カラーも色鮮やかですので
壁に映してもはっきり綺麗に映ります。

ピアノやドラムなど楽器が演奏できる防音室となっており、音量MAXにしてもほぼ音漏れがしません。
リビングシアターの場合は、音量6割から7割ぐらいが限度かもしれませんが、
音漏れの心配が無い防音室であれば、音量を好きなだけ上げることが出来ます。
天井にはシアター用の天吊りスピーカー4本と後ろの壁に壁掛けスピーカー2本、フロント、センタースピーカーの構成となっています。

オブジェクトオーディオが登場する前は、5.1chや7.1chのようにチャンネルごとに音を振り分けるチャンネルベースでした。
ドルビーアトモスのような立体音響は、オブジェクトベースで音を構成しております。

オブジェクトベースとは音をただチャンネルごとに振り分けるのではなく、音を空間として認識しております。

聴き手側の少し前で落としたり、右後方に落としたり音を立体的に表現が出来るのです。
スピーカーで聴く人を取り囲み、音の球体の中に入っていくイメージが立体音響です。

立体音響を体感するのに必要なのが音の高低差です。
今までの5.1chにトップフロントスピーカーが加わります。今回は4台あるので、5.1.4chになります。

プロジェクターの映像は白い壁に投影します。
壁に映し出すメリットは、画面サイズを自在に変えられることです。
投射エリアが割とフリーなので大きさや場所を変えることが出来ます。

シアター用途とは別でPAスピーカーも2本設置しています。








音量MAXで体感する、ドルビーアトモスは圧巻です。
音が自在にぐるぐる回り、雨の音、雷の音は本当に部屋で嵐が吹き荒れているのではないかと思ってしまいます。
楽器も演奏できるので、生演奏とスピーカーを使い音楽を流しながら歌を歌ったりと,存分に楽しむことが出来ますね。

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