こんにちは。ホームシアター工房名古屋の加藤です。
今回は100インチテレビの壁掛けとオーディオ施工のご紹介です。
お部屋が広いので写真では100インチテレビに見えませんが、横幅2235mm高さ1290mmの100インチレグザZ970Mです。
建築住所 愛知県

新居を計画される際にテレビの壁掛けを検討する方が増えております。
テレビも年々大型化しており、あと数年で100インチテレビが当たりまえになる時代が来るかもしれません。
せっかくの大型テレビでも、テレビ内蔵のスピーカーでは音と映像が釣り合わないものです。
ですのでテレビ周りのオーディオもこだわっております。

広いリビングで天井も高いと音が反響して、テレビのスピーカーでは音が聞き取りにくくなる場合があります。
オーディオは音に迫力を増すために導入するイメージがあるかもしれませんが、音が聞こえやすくなるのも大きなメリットです。
特に人の声がはっきりと聞こえやすくなります。サウンドバーなどを導入したけど音だけ大きくなってセリフが聞こえづらい経験をされた方も多いと思います。
このような広いリビングでは、フロント、センターに大きめのスピーカーを置くと正面からダイレクトに音が届くので音が聞こえやすくなります。

サラウンドスピーカーには施主様が元々お持ちだったイクリプスのTD712zMK2を使用しています。
広い間取りを生かして置き型のスピーカーをサラウンドスピーカーとして活用しました。
サラウンドスピーカーを設置することにより、更に音が聞こえやすくなります。
映画であればサラウンド効果も生きてきます。

フロントスピーカーとセンタースピーカーには、KEFのR11シリーズのスピーカーを導入しています。
低音専用のサブウーファーは設置していませんが、R11metaのスピーカーからは気持ちの良い低音が出ています。
低音、中音、高音域まで音の解像度が抜群のスピーカーです。

アンプはAVセンターにヤマハのRX-A4、パワーアンプとしてデノンのPMA-3000NEを採用しています。
リビングは5.1ch再生で3階にゾーン2スピーカーを設置。RX-A4にはフロントスピーカーをプリメインアンプで鳴らすためのプリアウト接続がついています。
RX-A4はエントリークラスのAVアンプですが、プリメインアンプと接続できるのでフロントのスピーカーの音はピュアオーディオに負けません。
フロントスピーカーをPMA-3000NEで駆動させることで、スピーカーの性能を最大限に引き出すことが出来ます。
音楽再生にはAVアンプよりもプリメインアンプが優れておりますので、今回のシステムでは音楽再生も得意としております。

本格的に音楽を楽しみたい場合は、ステレオで再生するのが一番良いですが、
テレビ放送や映画はマルチチャンネル再生、音楽はステレオ再生とソースによって使い方を分けることが出来ます。
居心地の良い空間は、良い音で更に満たしてくれますね。


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